人格問題

人格問題

テクニカルな問題点を指摘しただけなのに、何故か全人格的に否定されたと受け取られるという話は、開発の現場ではけっこう聞く。
最近の若いもんに根性がないのか、上の人間が古臭くて頭ごなしなのか、スキルミスマッチの要員を無理矢理突っ込む営業のせいなのか、どうなんだろうと思っていたが、いくらか問題点がはっきりしてきた。

多分、受け手がスキルレベル的に実行不可能なことを指摘してしまった場合に、事はテクニカルな範囲ではなく、人格問題に発展してしまうようだ。
よく起こるパターンとしては、ド新人だとどこの現場でも入れてもらえないから、経歴詐称して業務年次3年目ですとか偽って入れた新人が受け手の場合。
システム的な素養が全くない業務側の人間に、これは業務をフローにしてみるとシステムに落とすには無理な部分があるから業務を変えてもらう必要があります、と言った場合などだろうか。

ある程度の技術の下地がある人になら、これが技術的に足りないよと指摘したら、取り合えず実行してみることが出来るので、やってみて上手く行けば、おお!山田さんの言うとおりでした、ご指摘ありがとうございますとなる。
だが、技術の下地が不足していると、とりあえずの実行が出来ないので、なんでそういう指摘を受けたのかわけが分らず、とまどって居るうちに不安と疑惑が広がり、やがてそれが怒りや絶望にまで成長し、酷くするとブチキレまで行ってしまう。

指摘されたことを試してみるだけのスキルレベルがあるなら、事は技術的な話で済むのが、とりあえず試しに動かしてみるのレベルにないと、人格問題に発展してしまう。
これが上から下になら、下に対して、勉強不足だからもうちっと修行しなさいとも言えるが、下から上に指摘した場合に、上の側がスキル不足だったら、それはエライことになる。


例えば車の運転で、コーナーを速く走りたかったらここでアクセルを踏めと言った場合に、ホイとアクセルを踏める人なら、おお、踏んでみたら速くなりましたと納得してくれる。
だが、ビビって踏めない人や、踏んだ拍子にハンドルがブレてしまうぐらいのレベルの人に対して、ここで踏めと言っても、この人は鬼かキチガイか、それとも悪意があって自分を殺すつもりなのかって風にしか受け取られないだろう。

教育の場なら、スキルレベルが上の人が、下に降りていって合わせるべきなのだろうが、対等な立場で仕事しなければならない場合に、スキルレベルが足りない人が居るのは困る。
人格問題 WiMAX キャンペーンをグラフですごい比較 1月24日 | WiMAX キャンペーン

なんにせよ、出来ないことを要求するのはいかんだろう。なまじ力のある人は、自分が簡単に出来てしまうから、力の無い人のレベルが分らなかったりする。自分のレベルが上であれ下であれ、レベルの違う人間の感じ方考え方というのは、解ろうと努力しても存外解らないものだ。